カテゴリー別アーカイブ: 活動報告

11/15(水)里親制度をすすめるための「講演とドキュメンタリーの上映」

10月は里親月間です。毎年秋に、一般市民や児童福祉関係者を対象に、里親制度について理解を深めていただくための催しを実施しています。
今年度は、服部祥子(はっとりさちこ・精神科医)さんの講演と、ドキュメンタリー「ゆっち、25歳」の上映を行います。

平成28年度総会 講演録をアップしました

平成28年度の年次総会を、5月24日に神戸で開催しました。記念講演は、「家族のかたち革命のゆくえ~子育てする米国の同性カップルたちの取材からみえてきたもの」と題して、杉山 麻里子さん
(朝日新聞社会部教育班記者)にお話いただきました。要約したものを、法人情報公開HPにアップしています。

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「ちょっと気になるこどもを元気に育てる」終了しました

協会では毎年「保育ボランティア養成と家族支援講座」を開催しています。里親の研修やサロン、保育つき講座などの時に保育をお手伝いいただけるボランティアの募集と、地域の子育て家庭や里親・養親、支援者への研修をかねて行っており、どなたでもご参加いただけます。
今年は米田和子さんを講師にお迎えして開催しました。米田さんは、堺市内で小学校教諭として34 年間勤務された後、多くの学校への巡回指導や、教育相談、ペアレントトレーニング、ティーチャートレーニングなどに尽力され、とても経験豊富な先生です。また、ご自身の子育て経験から、学校の先生と保護者、両方の立場から信頼の厚い先生です。大変わかりやすく、勉強になったと好評でした。
こどもの発達の課題。こどもが苦手なところを理解して、受け止めること。こどもの信頼感、安心感を育てること。こどもが自分の得意・不得意を知って、まわりに支援を求められること。保護者支援、ペアレントトレーニング、学校教育の変化、思春期以降の支援、就労支援など、米田先生のいろいろな経験を交えて、お話いただきました。
教育や福祉の制度も整ってきて、関心も高まり、支援機関やサービスも増えているけれども、ひとりひとりの困り感への理解と支援が充実しているとはまだいえない状況があります。しっかりとこどもひとりひとりを見つめて、具体的に適切な支援をすること、こどもの感情は受け止めて行動を修正することが大切と強調されていました。
講座の中で、こどもの学習や行動・姿勢などへの具体的な支援に役立つと紹介されたのが、「全国LD親の会 発達障がい児のためのサポートツール・データベース 教材・教具DB」
インターネットで手に入るもの、市販教材もありますので、困ったことがあったらぜひ、のぞいてみてくださいね。

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保育ボランティア養成と家族支援講座 2016 <終了>
「ちょっと気になるこどもを元気に育てる」
~共に生きていける家庭・学級・学校・地域を作る
7/7(木) ちょっと気になるこどもの子育て
      困難さの理解や大事なポイント・ペアレントトレーニング
に基づく関わり方のヒントなど
7/14(木) 就学前から就労までの支援の現状と親や支援者の役割
      特別支援教育や障害者差別解消法、児童発達支援や
就労支援など最近の動向を学びましょう

・会場 神戸市医師会館 2階 市民ホール
・講師 米田和子さん
NPO法人 ラヴィータ研究所 こども発達相談センターリソース「和」所長・日本LD学会特別支援教育士SV・学校心理士・臨床発達心理士

★ちらしはこちら

チャリティ映画会「ANNIE/アニー」(日本語吹替版)を開催しました

2016年3月27日(日)に、午後2:00~4:00、神戸文化ホール 中ホールにて、チャリティ映画会を開催しました。今年はトニー賞7部門受賞のブロードウェイ・ミュージカルを映画化した「ANNIE/アニー」を上映いたしました。
大人たちは、生まれてから家族を知らない10歳のアニーを市長選挙に利用しようとします。しかし、そんな大人たちの思惑のなかで、アニーの豊かな感性は大人たちの心を揺り動かし、愛を紡いでいきます。アニーが新しい家族を得ていくストーリーは楽しく感動を与えてくれました。
この映画会を通して、多くの人たちに里親制度や愛の手運動を知っていただく機会にもなりました。この催しの収益金は全額を子どもたちに里親を求めるための活動資金として使わせていただきます。
映画会にご協力いただいたみなさま、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

ロビーでミニバザーをしました

真実告知研修会を開催しました

平成28年3月19日(土)、たちばな職員研修センターにて、「真実告知研修会」を開催しました。
養親、里親の他、乳児院・児童養護施設の職員の方、それから、兵庫県外からも参加がありました。
告知の始まりについてのロールプレイング、小学校で行われている命の授業への対応についての養親の体験談、告知した後のこどもの反応や生い立ちへの関心についての養親の体験談、成人した養子からのメッセージなどのプログラムでした。まだ、こどもが小さくて、これから告知をしていこうという方は、グループでの話し合いでの、他の方の意見や経験なども参考になったようです。
告知をしてもそれで終わりということはありません。こどもの年齢、関心、理解力に応じて、継続して話をしていき、こどもが自分のおいたちを受け入れて、自分史を作っていけるように援助していくいくことが大切です。よその家に赤ちゃんが生まれたり、小学校で命の授業や2分の1成人式があったり、中学や高校に入っても、家庭科や保健、公民、現代社会などでこどもの誕生や家族についての授業があったり、いろんなことがあります。そして、今回、最後に話をしてくれた成人した養子の方のように、結婚する時に、相手や相手の家族に伝えたり、当のこどもにとっては一生つきあっていくことです。今回の研修では、そのことがよくわかった、こどもにとって里親・養親に疑問をたずねることができる、何かがあれば相談できるという雰囲気がベースとして大切であると感じたという感想がよせられました。

里親出前講座「今、子どものためにできること」が開催されました

平成28年3月12日(土)、神戸市立長田勤労市民センターにて、神戸市里親会・出前講座プロジェクト主催「今、子どものためにできること」が開催されました。
第1部は、神戸新聞「あなたの愛の手を」を担当している記者、鈴木久仁子さんが、「新聞記者の取材ノートから見える最近の子どもたち」と題して、不登校、スマホ、発達障害、里親などの話題でお話されました。
第2部は、里親の体験談で、養子を育ててこられた里親さんのお話でした。会場いっぱいの人にご来場いただき、市民の方に里親について知っていただくよい会になりました。

たくさんの方にご来場いただきました

季節・週末里親交流会を開催しました

平成28年3月13日(日)、神戸市婦人会館において、季節週末里親交流会を開催しました。午前中は、ドキュメンタリー番組「週末家族~ずっとそばにいて」を視聴し、感想を話し合いました。
週末里親と交流が始まって、初めての面会の時の子どもの緊張とからだの硬さ、里親家庭に居場所ができて慣れてからのこどもの自然な表情、里親家庭から施設に戻ってきた時のこどもの様子、面会のこどもを見送る他のこどもたちの顔など、カメラがとらえたさまざまなこどもの表情について感想が出ました。初めての面会の時からのことを思い出した人も多かったようです。普段は施設で生活しているこどもにとって、里親が面会にくるという約束を果たすことが、信頼感につながることを改めて感じたという話も出ました。

ドキュメンタリー「週末家族」を見ました
ドキュメンタリー「週末家族」を見ました

午後からはグループに分れて、自己紹介と交流しているこどもとどんなふうに過ごしているか、最近気になっていることや、他の人にきいてみたいことなどを話し合いました。里親のことをこどもがどう呼んでいるか、こどもに物を買ってとせがまれた時にどんなふうに対処しているか、こどもからなかなか自己表現や要求がない場合、どんなふうに工夫しているかなど、グループで出てきた話題について、全体で共有しました。施設からも参加いただいており、里親さんの困り感を普段きけていなかった、里親さんたちの声や家での様子などがわかってよかったという感想がありました。

グループでの話し合い
グループでの話し合い

季節・週末里親は普段は、里親同士の交流の機会がないので、日ごろ気になっていることを話したり、お互いの経験を参考にしたりする機会になっています。ぜひ、来年も、ご参加くださいね。

「愛の手」パネル展とチャリティバザー <終了>

年末恒例「愛の手」パネル展とチャリティバザーを、ギャラリーメトロ(神戸市中央区)にて、12月10日(木)~13日(日)まで4日間開催しました。今年も企業や団体、個人の方々から品物を寄贈いただきました。開催中にも品物を届けてくださった方もおられ、食品や日用品の他、手作り品やさつまいも、月桂樹の葉など、いろんなものが並びました。
お手伝い下さった方、ご来場いただいた方、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

会場のギャラリーメトロは高速神戸の西改札口を出てすぐのところにあります。
会場のギャラリーメトロは高速神戸の西改札口を出てすぐのところにあります。
毎年楽しみにしていますと声をかけてくださる方もたくさんおられて、定着してきました。
毎年楽しみにしていますと声をかけてくださる方もたくさんおられて、定着してきました。
3日目のお楽しみコーナーはクリスマス・お正月のペーパークラフト。ツリーやお正月飾りを作りました。
3日目のお楽しみコーナーはクリスマス・お正月のペーパークラフト。ツリーやお正月飾りを作りました。
4日目のお楽しみコーナーはバルーンアート。プードル、キリン、うさぎ、剣などを習いました。
4日目のお楽しみコーナーはバルーンアート。プードル、キリン、うさぎ、剣などを習いました。

 

2015/11/17 里親支援にかかわるWORKERのための研修<終了>

今年度の里親支援に関わるワーカーのための研修会は、「里親ソーシャルワークの実際」と題して、日本社会福祉事業大学准教授の宮島清先生を迎えて、ご講演をいただきました。
こどもにとって人生の連続性、特定の人との継続した関係、豊かな生活体験を保障するためには里親委託することが大事、家庭でしか経験できないことがあり、手間がかかるけれど家庭養護をめざすということをまず共有すること、という原点からお話しいただきました。
里親制度が実親にとって利用しやすいものになり、実親が里親委託を選択するためには、面会・交流ができること、こどもが幸せになれることを実親が理解できるように、実親を排除しない里親委託をすすめていくことが大切であるというお話に、考えさせられたという感想も多く聞かれました。こどもが家庭に委託されるとはどういうことか、家族メンバーに何が起こるのかといことについてもくわしくお話しいただきました。
一番大事な支援というのは養育状況を把握し続けること、悪循環ではなくよい循環になるように、最悪を防ぐこと、上から目線ではなく、ともに時間を共有することと、研修会の最後までコメントをいただき、参加者に熱心に伝えていただきました。

もっと時間があってもよかったという声がありました。
第1部の講演 宮島清さん。もっと時間があってもよかったという声がありました。

第2部は、3つのテーマに分かれて話し合いました。

分科会では各テーマについて事例発表していただいた後、話しあいました
分科会では各テーマについて事例発表していただいた後、話しあいました
最後に全体で集まって、各分科会の内容を報告しあいました
最後に全体で集まって、各分科会の内容を報告しあいました

第3回 里親支援にかかわるWORKERのための研修 IN 神戸

里親ソーシャルワークの実際
2015.11.17(火)
10:30~16:40
あすてっぷ神戸2F セミナー室1・2

(神戸市男女共同参画センター)
神戸市中央区橘通3丁目4-3

対象:里親支援機関職員、里親支援専門相談員、乳児院・児童養護施設職員、児童相談所・関係機関職員等
定員:100名
資料代:1000円(当日会場でお支払ください)
申込〆切:11月11日(水)

プログラム(予定)
10:00  受付
10:30  第1部 講演「子ども、実親、里親養育を 支援するソーシャルワーク」
講師:宮島 清 氏
(日本社会福祉事業大学専門職大学院 准教授)

12:00~13:00  昼食休憩 会場で昼食をとっていただけます

13:30 第2部 「実践から学ぶ 里親ソーシャルワーク」
テーマごとにグループに分かれて話し合い
1 里親養育がうまくいくためのマッチングのポイントは?
2 支援としての家庭訪問のあり方
3 効果的な連携と情報の共有~望ましいチームワークとは~

16:00  話し合いの報告・まとめ
16:40  終了予定

講師:宮島 清 氏 プロフィール

専門は、子ども家庭福祉とソーシャルワーク。昭和56年埼玉県庁入庁。福祉職として、児童相談所、知的障害児施設、県本庁児童福祉課等に勤務。平成17年4月より現職。
現在、厚生労働省社会的養護専門委員会委員、明石書店「里親と子ども」編集委員長、全国児童養護施設協議会「季刊児童養護」編集委員、全国里親会里親委託推進委員会委員など多数の委員を務める。
著書 「里親養育と里親ソーシャルワーク」福村出版(2011)共編著  「代替的養育に関するガイドラインと里親・ファミリーホームの課題」子どもの虐待とネグレクト第14巻第3号金剛出版2012年、他多数。

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<交流会のご案内>
研修会場近隣の飲食店にて交流会を予定
時間:17:30~19:00(予定)
金額:3000円程度 当日会場にてお支払ください。

★ちらしはここをクリック

 

保育ボランティア養成と家族支援講座2015「楽しさから始めるこどもの発達支援」終了しました

今年の保育ボランティア養成と家族支援講座は、作業療法士の太田篤志さんを講師に迎えて「楽しさから始めるこどもの発達支援」(2回講座)を開催しました。子育て中の方、里親さん、子育て支援に関わる専門職やボランティアの方など、熱心にご参加いただきました。感覚統合について学び、こどもと遊ぶたくさんのヒントをいただきました。

第1回「苦手なことを感覚統合で理解する」(H27年7月10日)

約80人の参加者がありました。感覚についてたくさんのお話をきいたり、ビデオを見たりして、こどもの行動に「なんでそんなことするの~!」という怒りから、「そうだよねえ、そうしちゃうよね」と共感的理解ができるようになったでしょうか。
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第2回「こどもの感覚統合をはぐくむ遊び」(H27年9月25日)

苦手なことが多いこどもは、苦手だからできない、しない、ということが多くなりがち。
感覚統合では、目の前のできないこと、苦手なことができるようになるという小さい目標ではなく、もっと長期的な大きな目標、いろんなことに関心をもって、やりたいことに満ちた頭を作っていくということを目標にしているそうです。
いろんな感覚遊びを教えてもらっているうちに、講座に参加している親世代は昔たっぷり遊んだ感覚がよみがえってきました。昔からの遊びは感覚の宝庫だったんですね。感覚ということに着目して遊びを考えることはほとんどなかったような気がしますが、遊びってからだの中に入ってくる感覚を楽しんでたんですね。
日常生活の中でできる、感覚を使う遊びがたくさんあるなあ、と思いました。座布団や押し入れ、新聞など身近なものも使えるし、ちょっとしたおもちゃもいろいろ紹介いただいて、とっても楽しい講座でした。こどもが大きくなっても、遊びや、からだのマッサージ、からだに圧を加えるタッチのしかたなど、愛着を築いていく方法がたくさんあることに納得。太田先生の本に日常生活でできる遊びが紹介されています。遊び心のある鼻の穴の鉛筆けずりや、気持ちいいディスコシット(円盤型で空気いれて座れる)はインターネットで探して買えるそうです。いろんな感覚を楽しむことを生活にとりいれて、こどももおとなも楽しめたらいいなと思いました。
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感覚統合とは?

「感覚統合」は、感覚と感情・脳とからだをつなぐ重要な機能です。 「落ち着きがない」「集団の遊びができない」「身体の動きがぎこちない」 「道具をうまく使えない」「にぎやかな場所が苦手」「走りまわる」 「くるくる回ったり、飛び跳ねたりする」など、こどもの行動や苦手さ、困り事を、「感覚統合」という見方から理解してみましょう。 「感覚統合」は、からだを動かしたり、いろんな感覚を体験する日常生活の中で発達します。こどもの感覚統合をはぐくむ遊びについて学びましょう。 「感覚統合」の視点からこどもの感じ方や行動の理由を共感的に理解して、発達をうながず遊びを楽しさから始めてみませんか。

太田篤志さん:プロフィール

発達障害のある子どもの支援に携わる作業療法士。 これまで保育園での障がい児統合保育、重症心身障がい児施設での経験をもとに、大学での教育・研究に携わってきた。現在は、株式会社アニマシオン プレイジム代表、姫路獨協大学・客員教授、遊び心サポートセンタープレイフルネス・代表として、様々な療育事業に挑戦。
著書:「イラスト版 発達障害児の楽しくできる感覚統合 - 感覚とからだの発達をうながす生活の工夫とあそび」(合同出版)
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